昨日の雨の中、庭に出てみたら、木々の葉が雨に濡れて、なんだかとても生々しくてドキドキした。植物に宿る動物的な本能みたいなものを発散させているかのようだった。その緑色はそれぞれに色っぽくて「見て見て」、そんな声が聞こえてきそうで。
そして一夜明けた朝、雨が上がった庭に出てみると、あんなに賑やかだった木々の葉は、口を閉ざしたように静かに風に揺れていた。 夢から醒めたような気分の私。 先日、donato whartonの"trabanten"を聞いていて、donato whartonを検索していたら、オランダのポストロック / スローコア系バンド、at the close of every dayのリミックスアルバム"leaves you puzzled and the original pieces"(2007年)に参加していると知り、聞いてみたくて探してみたら大阪の中古CD屋さんで未開封品を見つけて購入(半額以下で)。 これはat the close of every dayのリミックスアルバムの発売を記念して日本独自企画でリミックスアルバムCDとオリジナルソングを収録したCDを合わせた2枚組CD、全30曲、リミキサー陣は、donato Wharton、dialect、styrofoam、hood、sylvain chauveau、wixel、diefenbach、solex、marshall watson、stafrann hakon、 01:00a.m.、mormo、 hill made low、spinvis、kettelの15アーティスト、お腹いっぱい。(笑)このジャケットには見覚えがあって、なんで気づかなかったんだろう?と思いつつも結局は聞く運命だったみたい。 オリジナルを聞いてから、リミックス曲を聞いてみる。果たしてこんなに料理していいの?と思うくらい再構築感の強いリミックス曲、スローコアな元曲の美メロをベースに、いい具合にエレクトロニカ寄りにシフトしていて全曲素敵。こういうリミックスアルバムというものはいかにして企画されるのか、ちょっと気になったのも正直なところ、いわゆる大人の遊び心でしょうか。 一番のお気に入りはhoodリミックス、他に比べてパンチがあって好き、hoodに全曲リミックスしてもらいたいなーなんて。(笑)いつもの音楽連鎖。 そして今は、at the close of every dayの2002年リリースの1stアルバム"Zalig Zijn De Armen Van Geest"を聞いている(これも中古で購入)。切なくて寂し気で、雨の日に似合いそうなエモーショナルな音。メロディーが本当に美しい。
by allisfulloflov
| 2009-04-26 18:17
| 音楽・映画・TV
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