<   2008年 07月 ( 9 )   > この月の画像一覧
●トラン・アン・ユン監督作品『夏至』(2000年)サントラ
d0130837_14494316.jpg



今朝のラジオでこのニュースを知りました。

村上春樹の世界的ベストセラー『ノルウェイの森』映画化
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080731-00000003-vari-ent

特別、村上春樹が好きな訳ではないのだけれども、やっぱり周りに(特に男性)村上好きが多くて、何作品か読みました。好きな人の愛読書を読んでみたりするじゃないですか…はは。
『ノルウェイの森』は目に入った赤と緑のクリスマスカラー(ん?イタリアンカラー?)の装丁が目に美しくて、早々に購入して一気に読んだ。好きと言うのが適切かどうか分からないけれど、ちょっとしたショックを受けた記憶がある。その後、何度か読み返したかな。これが映画になるのですね。

トラン・アン・ユン監督のファンも多いですね。私の印象は映画監督と言うよりも映像監督、さて彼が撮る『ノルウェイの森』、ちょっと楽しみです。日本人俳優を起用する予定とか、うーん、今をときめく蒼井優がまず浮かびました。(我が家の誰もがファン、笑)いいと思う。主人公は…うーん、無名の男の子が良いと思います、無名の…って、誰も私に聞いてないし。(笑)

追記:蒼井優は直子役ね。

前置き(だったのかい)が長くなりました。
画像はユン監督の映画『夏至』(2000年)のフランスでのみリリースされているサントラ盤。これがとても素敵、映画を見た後、すぐに購入。中でも女性が歌うベトナムの庶民歌が艶っぽくってうっとり。ベルベット・アンダーグラウンド、ルー・リード、アラブ・ストラップ、マリード・モンクのナンバーも。映像にぴったりのサントラ、『夏至』が無性に見たくなって来た。

&

誰かを愛し、愛されるとき、人は一番美しくなれる

トラン・アン・ユンの最新作『夏至』を観る。
公開前のスチールが、やはり美しいなと思っていた。
『青いパパイヤの香り』『シクロ』の監督。
映画監督というより映像作家と呼ぶに相応しいと思う。

太陽が一番高く上がるとき、女たちの秘密が明かされる
とても仲のよい3姉妹が、それぞれに秘密を抱えている。
母の命日で明かされた母が父親以外の男性に抱いていた恋心に戸惑いながら、
自分自分の心の秘密と重ねていく。
美しい彼女達の肌、静かな官能、
秘密は、彼女達の心を潤し...そして悲しませる。
そのシーンに横たわる時の流れ...
映し出されるすべてのもの、植物、水、肌、唇、瞳、指先まで
うっとりとするほど鮮やか。
揺れる布は風を見せ、流れる水は心を映し、光は秘密をあらわにする。

終わってから中途半端な余韻が残るのは、否めない。
そういえば、ウォン・カーウァイ監督の『花様年華』を彷佛とさせる感じも。
ある1册の写真集を閉じたような感覚。
ランダムにページをめくって、また見たくなるような。
もし美という時間に出会いたくなったら、どうぞ。
(過去にアップしたレビューです)
[PR]
by allisfulloflov | 2008-07-31 15:11 | 音楽・映画・TV
●MORELENBAUM2/SAKAMOTO : CASA
d0130837_1063962.jpg

MORELENBAUM2/SAKAMOTO : CASA



2001年の夏、このアルバムばかり聞いていたような気がする。
坂本龍一のピアノが素敵。パウラの歌に寄りそうようなピアノとチェロ、そしてそこにジョビンがいて。
ボサノバという括りを超えて、このアルバム独特の世界観が出来上がっていると思う。

特にM3、VIVO SONHANDO -DREAMER-の歌詞が好き。
夢ばかり見て暮らしている男、星や海や愛や月明かりを語るしかできない男が恋をしている。いつか気づいてくれるだろうか、来ない君を待ちながら、やっぱり夢見ることと君を愛することしかできない…そんな切ない歌。

One is to dream
Two is loving you


全16曲、次々と溢れ出す愛の詞にくらくらしてくる。世界に何が起こっていようと今は君のことしか考えられない、みたいな。香しい大人の恋、ジョビンに心奪われて。大切な人に聞かせたい一枚。

坂本龍一がアントニオ・C・ジョビンに捧げるCDを制作(↓素敵です)
http://www.beats21.com/ar/A01062202.html
[PR]
by allisfulloflov | 2008-07-27 10:09 | 音楽・映画・TV
●映画『once ダブリンの街角で』(2006年、アイルランド)
わずかなほころびが大きくなった
そう気づいた時には遅かった

関係をつくろっているうちに
嘘をつくようになった

君はどんどん変わっていって
ぼくは追いつけなくなった

もう少しゆっくり変わってくれたら
君の嘘がぼくにも分かったのに

君の嘘でぼくたち終わってしまうって
いつ分かってくれるの

("LIES" より)




d0130837_1521131.jpg




音が紡がれ、思いが溢れて、
いや
どうしようもなく思いが溢れて、音が紡がれる、
かな。
音楽はこうして生まれるんだよ、シンプルに。
うん、そうだった。


正直、ストーリーとかキャストとかダブリンの街角とか、そんなことどうでも良くって。
小細工なしの音楽に心が占領されていく。彼と彼女をずっと見ていたい、そんな気持ちにもなって。
奇跡の出会い、だからonce。


ストーリー
http://www.cineamuse.co.jp/cinema/index.php?year=2007&month=9&cinema_id=447

関連エントリー
http://fulloflove.exblog.jp/7911598/


てんてんてん...


暑いし、気分はすっかり夏休みモード、いけないいけない。
[PR]
by allisfulloflov | 2008-07-25 15:04 | 音楽・映画・TV
●The Remote Viewer "i can't believe it's not better"
d0130837_9174957.jpg



The Remote Viewerの新作です。待ち焦がれていました。
鉛筆でナンバリングされたクラフト紙をわくわく(嬉しくてちょっとドキドキに近い)しながら開ける。紙とインクの匂いを嗅いでみる私。(笑)多分、手作業でのパッキング、愛を感じます。作品への、そして作品を手にする人への…そして音を聞く、やっぱり胸がいっぱいになる。彼らの音だけが届く場所があるのです。

http://www.boomkat.com/item.cfm?id=114413

過去関連ブログ
http://blog.livedoor.jp/maribinoche/archives/17244707.html

追記:彼らのアートディレクションのファンでもあるのですが、この人たち、金属の錆や腐食、紙でのあぶり出しとか、ざらざらした感じとか大好きみたいですね。私も好き。


&


d0130837_9181163.jpg


面白そうなので、STUDIO VOICE 8月号 アンビエント& チルアウト環境音楽のすべてを買ってみました。(買って来てもらいました、笑)正直…アンビエントとかチルアウトとか、良く分かっていないかも私。音楽は聞けばいいんじゃない?って。ぐっと来ればカテゴライズなんてどうでも良くなるから。
[PR]
by allisfulloflov | 2008-07-19 09:14 | 音楽・映画・TV
●PEOPLE PRESS PLAY → Opiate (Thomas Knak) → ビョーク
1日中、夏とランデヴー、そんなに寄りそわなくっていいから。
むせるような君の体温でどうにかなりそう。(笑)
22歳まで住んでいた北の街の夏は本当に短くて、あっという間に過ぎていった。
短い夏にぎゅっと凝縮された思い出が水玉模様のように心に浮かんでは消え…まだ少しホームシック。


PEOPLE PRESS PLAY
d0130837_1021815.jpg



逃げ場の無い暑さをどうにかしたい時、やっぱり音楽。
少し艶っぽくって、体の熱を冷ましてくれるようなエレクトロポップ、morr musicから昨年リリースされたデンマークのPEOPLE PRESS PLAY、好き。Thomas Knak (Opiate) 、Anders Remmer (Dub Tractor)、 Jesper Skaaning (Acustic) の3名+ヴォーカルのSara Savery(psappの子の声に似ている)の4人組、このOpiateことThomas Knak氏って、ビョークのcocoonを共作した人。cocoonは石岡瑛子氏プロデュースのPVが夢に見そうな位、強烈。うん?ビョークに繋がった。今頃の季節、"Vespertine"がむしょうに聞きたくなる私、いつもの音楽連鎖。


d0130837_10214015.jpg



明日から連休、皆様、素敵な時間をお過ごし下さい♪
[PR]
by allisfulloflov | 2008-07-18 10:29 | 音楽・映画・TV
●カセットテープ
暑い夜でした。眠ったのか眠らなかったのか分かりません。
みなさま、お元気ですか。

先日、マーケットでカセットのウォークマンを聞いている方(推定50歳過ぎ)に遭遇してキュンとしました。(笑)巷ではiPodだ、iPhoneだと賑やかですが、カセットテープへの思い入れ、私にもあります。個人的にはあのテープが回っているという佇まいが好きでした。
私もやりましたよ、テレビの前にラジカセ置いての音楽の録音。家族に「静かにしてね」と言い、録音している時のあの緊張感、今では笑い話ですが中学生の私、かなり真剣でした。そのうちそんな苦労をしなくてもマイセレクションテープなどもすいすい作れるようになって、ラジオを録音したり、ダビングしたり、再編集したり…決してクリアーな音ではなかったものの、宝物のように大事なカセットテープが山とありましたっけ。懐かしい。

大学生の頃(以下、かなりローカルな文面になります)、札幌の街中、現在の札幌ALTAの所にあった音楽スタジオ(名前はスタジオA7)で3年間アルバイトをしていた頃は、黎光堂(レイコウドウ、字合ってますか?)というレコードレンタル屋(札幌初のレンタル屋だと思います)でレコードを借りて、ミキシングルームのお高い機材でスタイルカウンシルなどをカセットにダビングしてました。レコーディングがない日はいつもダビング。(仕事は?笑)借りてダビングして、返して又借りて…。そしてどうしても欲しいと思ったレコードを玉光堂(札幌のレコード店の老舗)に買いに行く。その時の高揚感と言ったら…でも大事なレコードはやっぱりカセットテープで聞いていたりして。レコードってすり減るんですよね、レコード針も。なのでカセットテープには長い間お世話になったと思います。胸きゅん。


そんな私の今日の1枚はシャーデー。
SADE / DIAMOND LIFE
d0130837_9353611.jpg


[PR]
by allisfulloflov | 2008-07-14 09:38 | エトセトラ・音楽
●素敵なブログ
大学1年の頃に美容室というよりサロン、サロンというよりアトリエ、スタジオ様の美容室に出会った。それはそれは私にとっては大事件で…多感な時期ですから。店内のインテリアから音楽(ここでキュアーを知りました)、さりげなく配置された本や物、そしてなによりもそのお店のオーナー(と言ってもまだ20代の)の方のヘアカットのテクニックに惚れ惚れ。用事もないのに大学の帰りにお邪魔したりして。お陰様でその頃は街で「美容師さん?」と言われる私だった。(笑)

何年くらい経っただろう。(内緒)何度も何度も変遷を繰返しながら、今もそのお店は札幌の真ん中に存在しているらしい。その美容室のブログがとても素敵。
多分…20代後半のスタイリストさん数名が書き込んでいる様で、そのブログの言葉一つ一つが重くなく、かと言って軽くもない。日々の中で心に降りてきたこと、気づきみたいなことを嫌味なく綴っている。ほんのりと温もりを持って。
多分、私が遊びに行っていた頃とはお店のコンセプトも何もかも変わってしまったと思うけれど、なんだかとても嬉しい。

私も立ち寄って下さった人がほっとするようなブログを綴りたいと思う。


今日の1枚
MADREDEUS "AINDA"
d0130837_953658.jpg



MADREDEUS "AINDA"
http://blog.livedoor.jp/maribinoche/archives/50658211.html
[PR]
by allisfulloflov | 2008-07-09 10:02 | エトセトラ・音楽
●magnet "The Simple Life"
6月末の札幌、東京よりも気温が高かったりしましたが、とても心地良い気候でした。街を歩きながら新緑の匂いに包まれながら「大事な人達も大好きな人達もたくさん居るのにどうして私はここに戻ってこないのだろう、どうして戻りたいと思わないのだろう」などと自問自答。私、東京が好きなのです、東京の持つエネルギーが。世界のどこにでも繋がっているようなこの街が。そう言いながらちょっとホームシックかな。

そんな時に昨年リリースされたmagnet(= Even Johansen)のアルバムがマイアミから届きました。送料込みで1800円くらい。
http://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=16311

d0130837_9271526.jpg



彼(彼?)のアルバム"Quiet & Stil"のBeautiful Dayが突然聞きたくなるという病を煩って数年、札幌の風に吹かれながら、Beautiful Dayが聞きたいなと思っていたから、もう泣きたくなるくらい嬉しいじゃない?

magnetらしい音、そして変わらない美しい彼の声に胸が震えます。

http://www.myspace.com/magnet

過去関連ブログ
http://blog.livedoor.jp/maribinoche/archives/28725643.html
[PR]
by allisfulloflov | 2008-07-02 09:30 | 音楽・映画・TV
●レンアイモード
今日から7月、2008年も下半期突入。あと半年でお正月です。大掃除の計画練らなくっちゃ。(笑)

週末、洞爺湖サミット前(とうや or どうや?)の札幌へ行って来ました。
「空港、警備で凄いから」と実家や友人から聞いていて、わくわくして降り立ったのに期待外れ、静かなもの。しかし…帰りの飛行機に搭乗する時は保安検査などという初めての経験をして満足、ん?(笑)札幌市内の道路は凄まじいらしいです。洞爺湖行ってくるべきだったかしら。(笑)

1年半ぶりの帰郷、帰郷と言っても街はすっかり変わってしまって。昔、我が物顔で歩いてた街も見知らぬ他人みたい、それでも道を歩いていると胸がきゅんと痛くなる。あの角のお店でお茶を飲みながら、あの信号を待ちながら、精一杯恋していたなぁなんて。気分はすっかり恋愛モード、思い出に片思い。

友人が裏参道近くのスペイン料理屋さんに連れて行ってくれました。30代半ばくらいの格好いいおにいさんが1人でやっているようで、店の雰囲気も味もグッド(音楽はジプシーキングみたいだったけど、笑)入り込む風が心地良い素敵なお店でした。札幌の外食産業のレベルは高いと思います。

バル・タベルナ ドン・バロン(こっそり)
http://r.tabelog.com/hokkaido/rvwdtl/508694/


てんてんてん...


GRAPEVINE "From a smalltown"
d0130837_15184664.jpg



GRAPEVINE "イデアの水槽"
d0130837_1519771.jpg



珍しくJ-ROCK聞いています。初体験のグレープバイン、名前だけは知っていました。最近(かな?)リリースされた"Wants"という曲がいいなと思って、最新アルバムを買う前に事前調査。2003年と2007年のアルバムをレンタル、嫌いじゃないな、というか結構好きです。ギターが好み。
"Wants"が好きになった半月前くらいから息子に「ね、グレープバインって知らない知らない?」としつこく訊いている私、迷惑がられてます。(笑)調べたら1997年デビューなのですね。最近の人達かと思ってました。最新アルバム買いかな?しかし国内盤って高過ぎません?3,150円ってどうなの。

札幌ボケを治すべく聞いているのは、sigur rosの新作、Lindsay(L'altra)のソロ、ヤエル・ナイム、styrofoam、park avenue musicなどなど。そしてGRAPEVINE、こういう日本語のエモーショナルなロックがツボなのは、やっぱりレンアイモードのせいかしら。

後半に向けて助走中。
[PR]
by allisfulloflov | 2008-07-01 15:02 | エトセトラ・音楽



ビョーク大好き、音楽依存症な洋服屋の徒然
by allisfulloflov
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
twitter
LINK
カテゴリ
全体
音楽・映画・TV
写真・アート・音楽
eat・音楽
エトセトラ・音楽
洋服屋エゴセントリックビノシュ
以前の記事
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
more...
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧