<   2008年 04月 ( 4 )   > この月の画像一覧
●映画『善き人のためのソナタ』(2006年ドイツ)
窓から初夏の匂いがちゃっかり入り込んでいる。
春の前でまだ私は立ち止まっているのに…気持ちがついていけないじゃない?
子供の頃から感じていた季節の匂いはいつも同じ。
どんどん去っていく時と去っていく季節と増えるばかりの思い出を…どうしよう。



d0130837_1631780.jpg


映画『善き人のためのソナタ』を観る。ずっと気になっていて、そしたらいつのまにか家人がレンタルして来ていた。イギリス映画に次いでドイツ映画も好き、そんな気持ちを確かにした映画。

映画が始ってすぐに重い空気に包まれたような心もちになる。この感じはポーランドの映画監督クシシュトフ・キェシロフスキの映画を観た時と似ている。東欧の闇みたいなものかな。そしてその重さみたいなものがまんざら嫌いな訳でもない。

社会主義とか国家とか政府とか…結局、何を守りたかったのか?

時折、男女の親密なシーンを交えながら不穏な緊張感に支配されてストーリーは進んでいく。監視する側と監視される側を見つめながら、だんだん胸が締めつけられていく。思わず部屋中を見回してしまった私、画面から溢れているかのような監視という恐怖、監視されているかもしれないという恐怖、その恐怖で押し潰されるような感覚。考えてはいけない、知ってはいけない、考えたり知っていることを口に出してはいけない、もしかして幸せになってはいけない?
ただ、恐怖を見せつけるだけの映画ではなくて、クライマックスからラストへの展開が秀逸。その愛にその苦しみにその悲しみにそのピアノの音によって覚醒していく彼(ウルリッヒ・ミューエ演じるヴィースラー大尉)の姿が愛しくて、忘れられない人となる。

劇作家ドライマンを演じたのは『トンネル』(2001年ドイツ、これもいい映画でした)に出演していたセバスチャン・コッホ、その同棲相手の舞台女優クリスタを演じたのは『マーサの幸せレシピ』(2001年ドイツ、この映画も好き)主演のマルティナ・ゲデック。

Amazonのレビュー
『善き人のためのソナタ』


今日の1枚
Stina Nordenstam "Memories of a Color"
d0130837_16312960.jpg


スウェーデンの歌姫、スティーナ・ノルデンスタムの1991年リリースの1stアルバム。
今頃ふと聞きたくなるアルバム。
http://www.stinanordenstam.net/
[PR]
by allisfulloflov | 2008-04-24 16:50 | 音楽・映画・TV
●懐かしの80's & 息子、そして今日の1枚
「オレ今、バンプにすっげぇハマってる」
(訳すると「僕は今、バンプオブチキンがとても好きです」)

母親の顔を見るなりそう話す息子(1992年生まれ)が約1名おりますです。仲間だと思われている気がしないでもない今日この頃。(笑)

夕べ、キッチンに降りていくとそんな息子がスマスマを見ていて、聞き覚えのある曲をバックに昔アイドルでした風の外国人のおネイさんが画面に映っていました。曲はすぐに「ロックバルーン」と分かった私、息子に「この人ネーナ?」(実は顔を見たことがない私)と聞くと息子「うん」私「ロックバルーンの人よね?ドイツの人よね?」(国籍は知っている)息子「うん、ねぇCD持ってない?」私「持ってない」とここまで話しながら爆笑してしまいました。かれこれ私が大学生の頃ですよネーナって。なんでいるの?それに加えて、吾郎君がピンクのテクノヘアにヘッドホンマイクをしていて、うーんうーんと私の脳内を数秒を駆け巡る記憶…「これはCCBだわ」と言うと息子「そうそう」と返事、なんでキミが返事してるの。(笑)私「CCB知ってるの?」息子「うん」。バラエティ番組を全く見ない人(私)なので今の芸能界で何が起きているのか分かりませんが、NENAはともかくCCBは今も生存しているんですか?(私の中ではなぜかイリアとセットで記憶されている)
しかし息子と80'sミュージックの話しをするとは夢にも思いませんでした。息子、「ロックバルーン」がいたく気に入った様子。でも私は持っていない…(笑)それにしてもCCBねぇ。(NENAとCCBを知らない方失礼致しました)

そこで検索の旅に出てみました。私が「ロックバルーン」と認識していたこの曲、正しい曲名は「ロックバルーンは99」だったんですね。(知らなかった)
NENA
http://music.goo.ne.jp/artist/ARTLISD47730/index.html
C-C-B
http://www.universal-music.co.jp/ccb/

懐かしいというよりも驚きの方が大きかった出来事でした。


てんてんてん...


今日の1枚
Feedle "Leave Now for Adventure"
d0130837_10313025.jpg


まずは聞いて下さい、マイスペ↓
http://www.myspace.com/feedlemusic

UKのGraham Clarke a.k.a. Feedleのアルバム。
昨年、CDレンタル屋さん(高円寺の)の更新(あまり借りていないんですけど)に行った時に店内で流れていて、耳が立ちました。これがなんともきらびやかなポストロックというかエレクトロニカというかエクスペリメンタルというか、とにかく良くってリードトラック(マイスペの1曲目)は一瞬喧しい(笑)感じもあるのですが聞いているうちにそのノイジーな音の洪水が気持ち良くて引き込まれてしまいます。Song For Dogs、Song For Catsなんてタイトルの曲があったり… CCBの話ししている場合じゃないですって。(笑)
[PR]
by allisfulloflov | 2008-04-22 10:36 | 音楽・映画・TV
●近況、いつものように音楽聞いて洋服作って映画見て
春まっただ中、庭の紫木蓮が満開です。お元気ですか?
いきなりですがコレ買ってしまいました。(笑)好きだったのです、10年前?
月日は流れ…私の知らないうちに1夜だけ復活していたそうな。
いやーかなり良かったです、はい。(笑)
みんな大人になりましたね〜相変わらずヴォーカルR氏のナルシストぶりには見ている方が赤面してしまいそうでしたが、今回の声はとても良かったと思います。(解散時の声はあまり好きじゃなかった)
特に5人の中でinoran氏がとぉ〜っても(笑)素敵でした。(sugizo氏は宇宙人ぶりがアップしてましたね)
以前からinoran氏のギターが好きでしたが、うーん、やっぱり格好良いっ!(本当はルックスも←それかい)又、惚れ直しそう、はは。1曲1曲を丁寧に演奏する彼らの姿に胸きゅん。いえ、まぁ、春なので。(笑)あ、他のヴィジュアル系のバンドには全然興味ないです。

この人がinoran氏。
d0130837_1556589.jpg



てんてんてん...


それから映画もぼちぼち見ています。
『ナイロビの蜂』(2005年、イギリス)、この映画がとても印象深かったです。

d0130837_155083.jpg


レイフ・ファンイズのファンなのですが(またかい)、やっぱり彼がいい。『嵐が丘』『シンドラー〜』『イングリッシュ・ペイシェント』『情事の終わり』…どの映画の彼も本当に良くて、そしてこの『ナイロビの蜂』ではさらに好演しています。ストーリーもキャストもシーンの編集も個人的には満足度の高い映画でした。前半ではテッサ(レイチェル・ワイズ)の眩しいほど強く美しい姿が印象的、後半ではジャスティン(レイフ・ファインズ)の深い悲しみ、憤り、そして彼がテッサの元へと旅立つ姿が心の奥深くに刺さるような余韻となり逃れられなくなります。ジャスティンが二人の幸せな日々を追想するシーンがとても美しく哀しく…実はある意味とても恐い映画なのですが。

こちらもどうぞ。
http://www.walkerplus.com/movie/special/nairobi/?identifier=pickup1


&


長くなりましたが最後に今日の1枚
MONOCEROS "Tales For Silent Nights"
d0130837_15503363.jpg


スペイン、バルセロナのJoan Male氏によるMonocerosの昨年リリースの2ndアルバム。1stとともに大好き。ジャケットもきれい。
[PR]
by allisfulloflov | 2008-04-21 16:11 | 音楽・映画・TV
●goldfrapp & 映画『記憶の棘』(2004)
泣いたり
笑ったり
荒れ狂ったり
そんなお天気に翻弄されている様な春。
お元気ですか?
最近の私はお弁当作りの本ばかり買っています。もはや趣味となってます。(笑)

人並みに忙しい朝、ラジオからいつもと違うナビゲーターの声が聞こえてくる。心がふっと寂しくなる。例えば、いつもの通り道に当たり前の様にあったお店が突然姿を消した時なんかの気分に似ている。とは言え、数日すると新しいナビゲーターの声にも慣れ、何も無かったように日常は過ぎていくのだけれども。


今朝の1枚
goldfrapp "Seventh Tree"
d0130837_1038415.jpg


goldfrappの4thアルバム、UKっぽい。(ん?)
英国の霧けむる森がイメージされる曲や軽快なポップス、少し力が抜けましたか?そんな印象。
夜の街を挑発して遊んでいた妖精が森に帰って歌っている。
そして時々街にくり出しているのかも。

&

ニコール・キッドマンの『記憶の棘』を見る。深みが無い、悲しみや切なさが全然感じられず…アメリカ映画だからと言っては語弊があるけれど、ヨーロッパの映画だったらもっと違う作りになって、かなりいい映画になっていたと思う。もっとスパイスのような全体を引き締めるシーンが欲しい。一緒にお風呂に入るだけではね〜(苦笑)少年とアナが際どいシーンを演じると言うことではなく…ニコールも少年の雰囲気も良かったのに勿体無い。

久しぶりの更新でした。今日も良い1日を!
[PR]
by allisfulloflov | 2008-04-11 11:09 | 音楽・映画・TV



ビョーク大好き、音楽依存症な洋服屋の徒然
by allisfulloflov
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30
twitter
LINK
カテゴリ
全体
音楽・映画・TV
写真・アート・音楽
eat・音楽
エトセトラ・音楽
洋服屋エゴセントリックビノシュ
以前の記事
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
more...
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧