レジャーシート敷いてお花見というよりも、いつもの道の大きな桜の木を見上げたり、近所のお寺の桜を見に出かけたり…桜の季節はそんな風に楽しむのが好き。
ふと「桜を見て、美味しいお蕎麦が食べたい」と言葉にしていたら、昨日の朝、散歩から帰った家人が 慌て顔で、「桜がもう散ってしまいそうだから今日出かけよう」と言う。なんとなく上野の桜を見たくて、中央線と山手線に乗って行く。満開を過ぎた桜が雪のように降っている。儚気に散る花びらの雨、心に染みる。 ふらふらと歩きながら、根津のお蕎麦屋さん『鷹匠』へ。風情のある店、しつらえられた器と美味しいでは足りず「旨いっ」と言いたくなるような手打ち蕎麦に日本人である喜びを感じる。至福。 その後、根津神社に行き、小石川植物園まで足を伸ばしてみる。 下町情緒、昭和の名残り、時間が止まっているかのようなゆったりとした空気、身体が気持ちがゆるゆるとほどけていく。桜の季節を見送るにはふさわしい場所。 今日の1枚 Fennesz Sakamoto "cendre" 気持ちがほどけていく音。 最近、Fenneszな気分です。 David sylvianが、坂本龍一氏にFenneszを紹介したそうですねー友達の輪。(笑)
by allisfulloflov
| 2009-04-10 10:30
| 音楽・映画・TV
|
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ファン申請 |
||