●スサンネ・ビア&Slow Six
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『ある愛の風景』のラストシーン

年明けの1月の気分はいつにも増して、映画が見たいモードになる。そうしたら、シネフィル・イマジカでデンマークのスサンネ・ビア監督の特集をやっていたので、『ある愛の風景』(2004)『アフター・ウェディング』(2006)を見てみる。以前、とても心に残った映画、『しあわせな孤独』もこの監督の作品なので、とっても観てみたかった2作品だった。

実は、この監督が男性か女性か分からなかったのだけれども、『アフター・ウェディング』を観た後に、女性的な感じがしていた。今、検索してみたら、やはりとても魅力的な女性だった(この人)。男性が観たらどう思うだろう?ということも少し気になる。そういう映画だった。

気持ちの揺らぎ、寂しさゆえ、脆さゆえ仕方なく犯してしまう罪、その罪を前に崩れ落ちていく人生、懐疑心、怒り、許諾、そして希望まで…理解を超えたところの人間の生きざまを繊細に描いている。登場人物たちは、いつも悲しみのどん底に突き落とされるのだけれども、結果としてなんらかの助けによって救われる、その時、切なくもあり、少し悲しくもあり、その後、ゆっくりと安堵感に包まれる。映画の余韻は続いて、その余韻がこちら側の日常に違和感なくリンクする。

私の好きな映画監督、クシシュトフ・キェシロフスキー(ポーランド)に始まって、マイケル・ウィンターボトム(イギリス)、ラッセ・ハルストレム(スウェーデン)、そして…スサンネ・ビア(デンマーク)、なんとなく共通点があるような、この続きはいずれ。

過去関連エントリー
http://blog.livedoor.jp/maribinoche/archives/6675308.html
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Slow Six "Private Times in Public Places"

このアルバムが良い。
いわゆるポストクラシカルのカテゴリーに入るのかもしれない。
でもそんなことはどうでも良くて、
ただ、気持ちが引っぱられるかどうかということで、
今はこの音の虜。

http://www.myspace.com/slowsix
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by allisfulloflov | 2010-01-14 12:09 | 音楽・映画・TV
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